怪盗キルア!俺が宝を盗むワケ$
「ぅぬう~~っっ!!」
しっかりと意識をろうそくに意識を向ける俺
「あのさ、遊んでるわけじゃないから早くして。」
ガクッ
「って、俺が精一杯の努力してんのに邪魔すんなよ!!
だいたいお前と俺は違う能力だろうが!!」
今までの集中力が一気にキレた俺は、玲哉に怒鳴る
「これ、割りと誰でもできるし
てか、ろうそくもうなくなるんだけど」
悪びれる様子もなく、話はスルー
玲哉が指をさした先にあるろうそくはすでに形が崩れ、どろっとした状態になっていた
「お前の集中力は小学生並みだな。」
何をぉ!?
そう言おうと思ったとき、玲哉はチラッとろうそくを見たのを俺は確認した
とたんに薄暗くなる部屋
ニヤリと笑う玲哉の表情が暗がりの中で見えた
「さ、続きをやるか」
「う゛」