怪盗キルア!俺が宝を盗むワケ$
「3、2、いちっ!!」
バッ!!
突然目の前の家の照明が全て消えた。
「さてさて、今夜もやりますかっと。」
ポン、と軽く地面から上がると、俺の体は羽のように笹塚邸の窓に突っ込んでいった。
パリン!!
派手に窓が割れる音がする
「キルアだっ!!捕らえろっ」
警察の声が辺りに響く
ってもう盗んでるけどね。
「明かりをつけろ!!」
誰かの声がかかり、一気に部屋の中はさっきの明るさに戻る。
「キルアだ!!」
割れた窓に立つ俺。
「待ちなさいキルア!!」
げっ、葉月!!
葉月は同じクラスだからあんまり顔見られたくねーんだよな。
こりゃ早く逃げたほうがいいか
「月の涙、予定通りいただくぜ」
とりあえず言っとくだけ言わねーと♪