怪盗キルア!俺が宝を盗むワケ$
気配が消えた……!?
嫌な気配を感じた俺は、その場所に向かって走っていた足をとめた
廃ビルから感じていた悪い気配は消え、その代わりにまた別の気配を感じる
なんだこの気配……3体もいるのにそれぞれ違う匂いがする
1体はものすごく大きな力……ただその力は大きすぎて今にも器から出そうだ……。
もう1体も前の1体に劣るとはいえ大きな力
そしてもう1体は……。
微弱なのに、今までに感じたことの無い異様な気配。
この力が大きくなると、コントロールのしようがなくなるような……
「とりあえず行ってみるか。」
代々着ることが義務付けられている陰陽師家の服を着た俺は、廃ビルに向かって再び走り出した。