怪盗キルア!俺が宝を盗むワケ$
決着

兄弟 姉妹



悪魔王の姿はやがて歪み、悪魔王の持っていたキルアの剣に吸い込まれていった



「………終わった」


全部……終わったのか?

「翔!!」


名前を呼ばれ振り返ると、そこには藤丸、イル、玲哉がいた

今まで戦うことにいっぱいいっぱいでよく見ていなかったけどみんな傷だらけだった



「藤丸……俺…」

「よくやった、翔
だがまだ終わりじゃない」


そう言った藤丸は俺の持っていたキルアの剣を差し出した


「これであいつを封じ込めた剣を破壊しろ」

「えっ?それじゃあまたアイツがでてくるんじゃ……」

「安心しろ。アイツは器となる体がない。
今まで仲間が力を蓄えていたが、そいつらももういない
再び悪魔王が目覚めることはないだろう」



そう言った藤丸はフッと微笑んだ
< 438 / 467 >

この作品をシェア

pagetop