怪盗キルア!俺が宝を盗むワケ$
ガッ―――――!!
俺は剣を突き刺した
邪悪な気配を感じたもののそれは一瞬の出来事で、やがて風に流れるかのように消えた
『しょーおっ!!』
「うわっ!!」
ガバッとイルが俺に襲いかかる
「ちょっ、イル!!重いって!!」
「おーいっ!!」
俺とイルがじゃれあっていると、久々に懐かしい声が聞こえてきた
「平太、蒼。無事だったか」
藤丸も緊張が解けたように平太たちに駆け寄る
「こっちは全部倒したよ
藤丸、久しぶりに大怪我だね」
蒼はクスリ、と笑う
「お前らよくダクターを倒してくれた!!感謝するぜ!!」