怪盗キルア!俺が宝を盗むワケ$
陰陽師の後継者
玲哉の力
そんなこんなであっという間に2ヶ月の月日が流れた。
キルアの名前は瞬く間に街中に広まった
いつものように遅刻ギリギリで教室に入ると、みんなの話は昨日のキルアの事件で持ちきりだった。
「朝の新聞みた!?」
「みたみたっ、キルアがまた宝石を盗んだんでしょ?」
「よくやるよな~
盗んでどうするつもりなんだろうな。」
そんな会話がされるなか、納得のいかない表情を浮かべる人が1人
「もぉ、葉月~。
逃げられちゃったもんはしょうがないでしょ?」
「絶対、絶対許さない!!
なんとしてでもキルアはあたしが捕まえるんだから!!」
朝からご機嫌ななめの葉月は女友達になだめられいる
「朝から元気だねぇ。
はよ、玲哉くん」
「おぅ。みんなキルアで持ちきりだけど、今日転校生がくるんだと。
しかも2人も」
難しそうな本を読んでいた玲哉は顔をあげて、そっけなく言う
てか、何読んでんだ?
「へぇ、じゃあにぎやかになるね♪」
漢字いっぱいあって読む気しねー(笑)