怪盗キルア!俺が宝を盗むワケ$
俺の名前を叫ぶ警察の声を背中に受けながら、俺は屋根を使って、約束の場所へ向かう。
「この辺かな。
藤丸ーっ、イルーっ!!」
「ったく、もう少し緊張感を持て。バカ」
背中から声をかけられ、振り返るとそこには160センチもないくらい背の低い子どもがいた
ま、んなこと言ったら殺されるけど
銀髪にこめかみの辺りはメッシュをいれたように黒い。
そしてなによりも、その子どもはどこぞの時代かと聞きたくなる格好をしていた
江戸の武士とかそーゆー感じ?
おまけにムダに長い剣を腰に下げている
「ちゃんととってきただろうな?」
「なめんな。バカな俺でもあんだけ1つの宝石に人数かけてりゃわかるよ」
俺の頭1個分小さいくせに生意気なっ
大体こいついくつだよっ
「ほら、始めるぞ。」
「はいよ」