怪盗キルア!俺が宝を盗むワケ$
「わけを説明しろ!!わ・け・を!!」
昼休み、人のいない理科室で俺は2人を連れ出した
「そんなに大声をだすな、暑苦しい」
あからさまに嫌そうな顔を浮かべる藤丸
イルはと言うと、人体模型を不思議そうにみている
「だって!!なんで!!」
「あぁ~、もう説明するから落ち着けって
最近気配がおかしいんだよ」
「え?」
「まるで大きな力に遮られるような感じだ。
恐らく俺たちが考えている以上に時間がないのかも知れない
しかもお前の力は計り知れない
いつ暴走を起こすかわからないからな。
だから見張りとして俺たちも通うことになった」
あぁ、なるほど
「やっぱりそういうことか」