生涯たった一度の出会い
高校一年


〜♪〜♪〜♪




‐もしもし?


今起きたわ〜


ぇえ〜ダルいって


…わかったって


了解!‐




親友奈々からの電話


最近ずっと行ってなかった学校



たまにはええか‐




高校に入ってからとゆうもの、初めのうちはたくさんの友達に囲まれてワイワイしてるのが楽しくて毎日学校に行っていた


最近はとゆうと…


口うるさい先生から

髪色が明るい
スカート短い
ピアスはダメ
化粧が濃い
態度が悪い


いい加減うっとうしい


正直高校には行くつもりはなかった

母も別に勉強にうるさい方でもないし


ただ親戚が集まるたび
つねに私の事を親戚全員にとやかく言われてる母をみると
高校ぐらいはいっておこうかな
なんて思ったりしたから


うちの親は私が小学6年生の時に離婚している

父は昔から仕事が忙しくて顔を合わす事も少なかったのもあって
離婚後もそんなに寂しい思いはしなかった

いや、その分母が父の分まで愛情を注いでくれたからなのかもしれない
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