幕末陰陽師


「…わかりました、主様。」






私にためらいなど無い。
主様のその命に忠実に従うのみだ。






私は刀をなぎ打った。
「─────」






空気を割り、その刀の切っ先が男の脳天をとらえた瞬間だった。






「…な…に……!?」
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