《短編》明日への扉
うっすらと和人の目に涙が出ていた。



「何、泣いてんの?まだ始まってもいないのに…じゃあ次は私ね」


次は紅葉だ。






「私は歌が大好きで和人達との出会いで歌えるようになって本当に感謝しているよ。ありがとう!!」



和人に泣くなと言っときながらも紅葉も泣きそうになってた…





よしっ…じゃあ次は俺…


と思ってたら
ハルが話し始めた




「俺達、4人がこうして出会いバンドを組んでるってのは奇跡とか偶然じゃなくて運命だと思うこっから俺らのスタートだよ…翔太…和人…紅葉…俺…四人の始まりだ!!!皆これからもよろしくな!!!」



ハルが最高な言葉を言ってくれた。





それなのに最後は俺である…




「じゃあ最後は翔太!!!頼むぜ!!!」



とハルにふられた。







“ハードル高いなぁ”





と思いながら俺は話し始めた






「俺はいままで何に対しても中途半端のめんどくさがり屋だったけど紅葉、ハルそして和人とであったお陰で俺は変われた。このライブを俺ら『four seasons』の第一歩にしような」



「ウィース!!!」

皆がおれの言葉に答えてくれた。

「よっしゃぁ!!じゃあ行くべぇ~」


俺たちはステージに向かった
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