《短編》明日への扉
「実は、俺さぁ小さいころから音楽にたずさわっていきたいなって思っててさぁ…ダメかぁ?」



はぁたいそうな夢をおもちで…



ご苦労様です。



もちろん断ろうとしたが、その話を聞いていた奴らがいた。



櫻井 ハル



葵 紅葉



の二人であった。




紅葉は、


「すごいなぁ雪村君はもぅそんな大きな夢を持ってるんだね!!!そのバンドに私も入れてくんない?」


そしてハルも、


「俺もギターぐらいならできるからいれてくれよ」


「もちろん!!!櫻井くん、葵さんよろしくねぇ!!!俺の事は和人って呼んでね!!!」





「俺らの事も下の名前で呼んでね!!!」



“まぁ頑張ってくれょ!!!”

などと思っていると…




「俺らもよろしくねぇ!!!」





はぁ?



俺らも?




いやいやいやいや俺は入ってないから





「いや…」


反論しようとしたがそんなのはおかまいなしに話は楽器の割り振りになっていた。



“もういいや…勝手にしてくれ”


楽器の割り振り

ボーカル 紅葉

ギター ハル

ベース 俺

ドラム 和人

となってしまった。



そしていざ、練習が始まった。
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