セカンド・チャンス!
ぶつかる‼
そう思って目を固くつぶると
すごい衝撃で後ろに飛ばされ
そのまま意識を失ってしまった。



「智香子!智香子‼大丈夫⁈」と
近くて叫ぶ声がする。
ん〜〜〜。
なんとか目を開けると、
目の前には、
親友の幸子の顔がある。
ただ…


「何で〜〜⁉」
何で高校の制服を着てるの?
そういえば、
45歳とは思えないお肌のハリ。
なんで高校生に戻ってるの?


質問する私の顔を
心配そうに覗き込んでいた幸子は
「大丈夫?頭打ったの?
学校行けそう?
それとも、救急車を呼ぼうか⁈」
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