女の子はみーんなお姫様*
「いや、僕が不注意だったから…ごめんね?」
「いえ、謝らないで下さい。私が悪いんで!」
と言った後、「その納豆もごめんなさい」と指で差しながら謝った。
あのくっさーな部分を。
ネバネバと臭いの最凶コラボや!…申し訳ない。
Aくんは私が差したことで気づいたみたい…。
どうゆう反応が返ってくるか、恐い。今まで気づいてなかった鈍感さも怖い。
「あ、気にしないで。洗えばとれるしね。」
ニコリと爽やかスマイル。
神!神すぎるよ!
って暢気に思えないよ。
とりあえず、謝りながらペコペコ頭を下げ、ティッシュを手渡す。
最後にも一度謝り、「じゃ。」と学校に走って向かった。
あ、絶対いいタイム出たな。