神宮姫伝

すると昴がこっちを向いて
ニヤっと笑った。


次の瞬間にはキスをされていて
あたしは赤面していた。

「〜〜〜/////」

何するんだ、と目で訴えると
昴は俺様口調で答えた。


「―関係ねぇよ。それより椎…」

そこまで言うと耳元で昴は
囁いた。

「……愛してる。」

あたしはこんな幸せが続くように
呪文のように昴に言った。


「…あたしも愛してる。」


きっとこの呪文が永遠にきくように。


fin…