太陽のヒカリ
「あ…これ君の?」
え…誰?
低い男の人の声だった。
誰だろう…暗くて顔が見えない。
「はい…ありがとうございます。」
私は恐る恐る手を伸ばした。
すると
「君…俺と付き合わない?」
―は!?
なんて言ったこの男!!
びっくりして見上げると
そこには、まさに少女漫画の中の王子様が居た。
栗色の髪の毛
クリッとした眼
170cmぐらいの背
この人に冠とマントを着ければ王子様だ。
「―ねぇ聞いてる??」