それでも世界はまわる
「美佳さん、昼休みごめんね。・・・すぐいいって言うと思っとった。
りおんを好きなんじゃろ?」
(あたしだって・・・いいって言うと思っとったけど・・・)
「てかさぁ! りおん、いつも美佳さんのこと気にかけとったんよ! 返事ができないことをきっと理解してくれるって・・・
りおんは美佳さんのこと信じてたんだよ? なのに」
慎吾はとても悲痛な表情をしていた。
美佳は、自分とりおんのためにここまで言ってくれる彼に感動する半面、やはりまだ気持ちの整理はついていなかった。
りおんを好きなんじゃろ?」
(あたしだって・・・いいって言うと思っとったけど・・・)
「てかさぁ! りおん、いつも美佳さんのこと気にかけとったんよ! 返事ができないことをきっと理解してくれるって・・・
りおんは美佳さんのこと信じてたんだよ? なのに」
慎吾はとても悲痛な表情をしていた。
美佳は、自分とりおんのためにここまで言ってくれる彼に感動する半面、やはりまだ気持ちの整理はついていなかった。