それでも世界はまわる
いろいろな人に助けてもらって、それなのに自分は・・・。不安なことを理由にその応援を無駄にしかねない。
ひとりじゃ何もできないくせに虚勢ばっかり張って、いざとなるとやっぱりビビってる。
それじゃ駄目だって、分かってるんでしょう?
なんとか期待に答えなければ。
そして、なにより自分も幸せになりたい。
下を向き、無意識に口を開いていた。
「・・・りおん君は・・・」
りおんは突然のことで驚いていたが、黙ってくれていた。次の言葉を待っている風にも見えた。
ひとりじゃ何もできないくせに虚勢ばっかり張って、いざとなるとやっぱりビビってる。
それじゃ駄目だって、分かってるんでしょう?
なんとか期待に答えなければ。
そして、なにより自分も幸せになりたい。
下を向き、無意識に口を開いていた。
「・・・りおん君は・・・」
りおんは突然のことで驚いていたが、黙ってくれていた。次の言葉を待っている風にも見えた。