それでも世界はまわる
「いいか、絶対美緒奈さんには言わんでよ。あいつがホ○だって知ったらきっと・・・」
「りおん、りおん」
慎吾が必死で笑いをこらえながら、りおんの肩に手をかける。
「いや、面白いんじゃけど」
「いいじゃん、別に。今日はトモおらんし。ばれんかったら平気じゃろ」
りおんはけらけら笑ってみせた。
「違うよ・・・。監督さん怒っとるよ、ほら」
げっ、とりおんは小さく呟いた。
* * *
「りおん、りおん」
慎吾が必死で笑いをこらえながら、りおんの肩に手をかける。
「いや、面白いんじゃけど」
「いいじゃん、別に。今日はトモおらんし。ばれんかったら平気じゃろ」
りおんはけらけら笑ってみせた。
「違うよ・・・。監督さん怒っとるよ、ほら」
げっ、とりおんは小さく呟いた。
* * *