それでも世界はまわる
そんなりおんの目の前で、少女はおもむろにジャージのファスナーを下ろし始めた。白のシャツがちらつく。
「み、美佳さんっ!?」
そこにいた男子全員が叫んだ。
特にりおんの慌てようはひどいものだった。当たり前だ。目の前の好きな女の子が突然服を脱ぎだすなんて!
「ちょっと美佳さん! 何やっとるん!」
りおんが阻止しようとするが、美佳はその手を止める気配はない。
「いーじゃなぁい。かたいこと言わないのぉ」
「み、美佳さん・・・」
頬を赤らめて自分を上目遣いにする美佳に、りおんは照れた。もう撮影なんかどうにでもなれといった気持ちになってしまった。
二人はゆっくり目を閉じた。
慎吾たち三人も、自身の目のあたりを両手で覆う。
「み、美佳さんっ!?」
そこにいた男子全員が叫んだ。
特にりおんの慌てようはひどいものだった。当たり前だ。目の前の好きな女の子が突然服を脱ぎだすなんて!
「ちょっと美佳さん! 何やっとるん!」
りおんが阻止しようとするが、美佳はその手を止める気配はない。
「いーじゃなぁい。かたいこと言わないのぉ」
「み、美佳さん・・・」
頬を赤らめて自分を上目遣いにする美佳に、りおんは照れた。もう撮影なんかどうにでもなれといった気持ちになってしまった。
二人はゆっくり目を閉じた。
慎吾たち三人も、自身の目のあたりを両手で覆う。