それでも世界はまわる
美佳は宿題を済ませると、さっさと風呂に入った。
ベッドにはいつもより早く入ったがなかなか寝付けず、寝たのはいつもよりずっと遅かった。
寝苦しい夜を越えた次の朝、いつものように一緒に登校している藤井千尋を待ち合わせ場所で待つ。
家の方向が違うけどどうしたのかなど、途中何人か村人に声をかけられたが適当に流しておく。
千尋もはじめは慎吾がいて驚いていたが、思い出して通常通り雑談をしながら歩いた。
そして教室では。
「おはよう! 慎吾くんっ!」
洋子だ。
あっ、と言ってから、慌ててもう一度。
「ごめん、おはよう・・・美佳」
ベッドにはいつもより早く入ったがなかなか寝付けず、寝たのはいつもよりずっと遅かった。
寝苦しい夜を越えた次の朝、いつものように一緒に登校している藤井千尋を待ち合わせ場所で待つ。
家の方向が違うけどどうしたのかなど、途中何人か村人に声をかけられたが適当に流しておく。
千尋もはじめは慎吾がいて驚いていたが、思い出して通常通り雑談をしながら歩いた。
そして教室では。
「おはよう! 慎吾くんっ!」
洋子だ。
あっ、と言ってから、慌ててもう一度。
「ごめん、おはよう・・・美佳」