それでも世界はまわる
「だって恥ずかしいじゃん。
制服交換するとか無理すぎる・・・。だいたいあいさつなんて、大勢の前だったらボロ出るって・・・」
「あいさつなんか書いてあること読むだけだし、多少男子の仕草や言葉出ても見た目美佳さんなんだけぇ大丈夫だって」
「どーゆう意味よーっ」
美佳はじろりと智之を睨みつけた。
「聞き流してくれれば良かったのに・・・深い意味はないって。
ほら、美佳さん天然だけぇ何しても誤魔化せるかなって」
「それって褒めとる?」
二人が夫婦漫才を始めると長くなるので、慎吾は慌てて割り込む。
「あのさ、とにかく僕・・・嫌だから」
「なんでやーっ! やろうよー!」
制服交換するとか無理すぎる・・・。だいたいあいさつなんて、大勢の前だったらボロ出るって・・・」
「あいさつなんか書いてあること読むだけだし、多少男子の仕草や言葉出ても見た目美佳さんなんだけぇ大丈夫だって」
「どーゆう意味よーっ」
美佳はじろりと智之を睨みつけた。
「聞き流してくれれば良かったのに・・・深い意味はないって。
ほら、美佳さん天然だけぇ何しても誤魔化せるかなって」
「それって褒めとる?」
二人が夫婦漫才を始めると長くなるので、慎吾は慌てて割り込む。
「あのさ、とにかく僕・・・嫌だから」
「なんでやーっ! やろうよー!」