それでも世界はまわる
「ねえねえ。慎吾、前あのゲーム貸してくれるって言ったじゃん。早う貸してやー」
美佳がどうすれば良いか分からず戸惑っていると、後ろから男の声がした。
「慎吾、今それにハマってんだよな。ちょっと待ってやりんさい」
りおんだ。
「ぶー。早うやれよー」
「ああ、分かったよ・・・」
美佳が答えると小学生たちは行ってしまった。
完全に見えなくなったことを確認すると、りおんにお礼を言う。
「すごいありがと、りおん君。もぉあたしどーしようかと思った」
「あんたじゃ答えれんもんね。慎吾はたぶん忘れとるけぇ、明日言っとくよ」
美佳がどうすれば良いか分からず戸惑っていると、後ろから男の声がした。
「慎吾、今それにハマってんだよな。ちょっと待ってやりんさい」
りおんだ。
「ぶー。早うやれよー」
「ああ、分かったよ・・・」
美佳が答えると小学生たちは行ってしまった。
完全に見えなくなったことを確認すると、りおんにお礼を言う。
「すごいありがと、りおん君。もぉあたしどーしようかと思った」
「あんたじゃ答えれんもんね。慎吾はたぶん忘れとるけぇ、明日言っとくよ」