それでも世界はまわる
驚いた、りおんが助けてくれるなんて。
至福の顔を隠しきれず、思わずにやけてしまったところ理由を聞かれてしまい、ごまかすために美緒奈と智之のことを話してみた。
申し訳ないと思いつつ、美緒奈の好意も暴露させてもらう。
りおんはクラスの準備を終えて今に至るらしいが、彼が帰る時、恵は井戸端会議を開いていて、英二も二年教室にいたようだ。
生徒会室もまだ電気が灯っていたらしい。
ということは、まだ二人きりなのだろう。
美佳はさらに嬉しくなり、波に乗ったところで思い切った質問をしてみる。
「トモ君ってさあ、誰が好きなん?」
「ええ・・・。それ、言ってもいいん?」
至福の顔を隠しきれず、思わずにやけてしまったところ理由を聞かれてしまい、ごまかすために美緒奈と智之のことを話してみた。
申し訳ないと思いつつ、美緒奈の好意も暴露させてもらう。
りおんはクラスの準備を終えて今に至るらしいが、彼が帰る時、恵は井戸端会議を開いていて、英二も二年教室にいたようだ。
生徒会室もまだ電気が灯っていたらしい。
ということは、まだ二人きりなのだろう。
美佳はさらに嬉しくなり、波に乗ったところで思い切った質問をしてみる。
「トモ君ってさあ、誰が好きなん?」
「ええ・・・。それ、言ってもいいん?」