ダイヤモンドダスト




扉を開ける前に携帯を確認した



家からの着信がかなり入っている




家中から漂う嫌な雰囲気と
変に多い着信に


俺は嫌な予感を背負いながら


リビングの扉を開けた





「ただいま…電話、気付かなかったよ」



ぱっと顔を上げると涙を流してる母親



何処か遠くを見つめる父親




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