ダイヤモンドダスト



日帰りの旅



時計を見ればもう夕方だった



俺とハナは急いで森を出た





来たときと同じように電車にのり
自分たちの街へと帰った




電車の中ではハナは行きと違い何も喋ってこなかった



俺は疲れたのかと思いなにも喋りかけず
ただひたすら着くまでの時間を眠っていた



きっとハナも横で寝ているんだろうと思っていた



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