ダイヤモンドダスト



「そっか…
じゃー気をつけて帰れよ!」


そう言うと
ハナは急に寂しそうな顔をした



俺はドキっとした




「私ね電車の中で、
聡史の寝顔見ながら思ったの」



起きてたの?

てか寝顔見られてたんだ…
ちょっと恥ずかしいな


「なにを?」


「聡史に出会ってから楽しいことだらけだなって…
友達もいっぱい増えたし!
年下ばっかりだけど」


クスっとハナは笑いをこぼした
俺もそれにつられ笑いをこぼす

「ハハハ!まぁー仕方ないな!」

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