ダイヤモンドダスト




走馬灯のようにハナの笑顔が
急にあふれ出した



なんかまるで、


永遠の別れみたいじゃんか







永遠の別れ…に、


なってしまうのかな?








君は恋をした




『恋すると死ぬの』




半信半疑だったその病気を
何故か今、
信じたくないのに信じてしまう



溢れる涙は止まることを知らず
ただ消えた笑顔を求めて
寂しく流れ続けた




< 172 / 204 >

この作品をシェア

pagetop