ダイヤモンドダスト


自転車を掴むとすぐに彼女の手には激痛が走ったらしい
すぐに手を引っ込めその痛みに耐えている


「どうした?ひねったか?」

「だ、大丈夫!これぐらい…」


強がってまた自転車を持ち上げるとまたすぐに痛みが走る


「痛い…」


「手かしてみ?」


俺はすぐに彼女の手をとり見てみると、真っ赤に腫れていた


「すぐ冷やさないとな…
ちょっと待ってて!
すぐに全部起こすから」

俺は急いで残りの倒れた自転車を立てると彼女を連れて自分の家に連れて帰った

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