ダイヤモンドダスト
第4章 文化祭



ハナの笑顔を見た後、
俺達はそこで別れた


「今度は土曜日までだね!
バイバイ!」


その言葉が今も頭に残っている



「いらっしゃいませー」


時計を見れば、まだ11時…
10時にスタートした文化祭


俺は制服に黒いエプロンをして
ウェイトレスをしている


「先輩!来ました~」


と、言ってやって来る後輩は何人もいる


誰も頼んでないのに
わざわざ来てくれる


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