ダイヤモンドダスト
「ありがとう
でも、隣のクラスは
ホストクラブだよ?
そっちの方が
カッコイイ先輩いるんじゃない?」

「先輩が一番ですよ!」


俺のモテ期は
まだまだ終わりが来ないようだ


あの日から、
もう面倒で考えることもやめたけど
まだよく告白されてる


ふっても、ふっても…
めげないで告白してくる子もいる


「ありがとう」


後輩に微笑み、キッチン代わりにしている裏へと入った


「優しくなったね、聡史」

入るとすぐに同じ格好をしてる山瀬が言ってきた


「はぁ?」

「前だったら、あんなの言われても
無表情だったのに!
微笑んでたじゃんか!」



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