ダイヤモンドダスト


何か嬉しいことがあったような
子供の顔をしている



「…うん」

「本当?!
やった~友達だ!
よろしくね!」


ハナちゃんは私の前に手を出した


私もひきつけられるように手を出すと
ハナちゃんはブンブンと手を動かした



急にピタっと止めると
小さな声で言ってきた


「悪いんだけど…
急に生理になったみたいなんだ!
アレ貸してくれない?」

「え?」

「持ってきてないんだ」

「あ~うんちょっと待ってて!」


私は急いでカバンの中にあるポーチから一枚取るとハンカチに包んでハナちゃんに渡した


「ありがとう」


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