ダイヤモンドダスト

受け取るとすぐに教室を出て行った



もう20歳なのに…
生理くるの予想できないんだ…




「あれ?高橋の友達は?」



後ろから現れたのは三船だ



「お手洗い!・・・何それ?」


よく見ると、三船の両手には
私たちが売ってるパフェがある



「食べるだろ?暇そうだから高橋が…」

「あぁ~!ありがとう」


パフェを受け取り机に置いた


三船が姿を消してから少しして
私は窓を見ながらふとパフェに視線を落とした


少し溶けかかったアイス…



「ごめん!トイレ混んでたから…」

「あ~、コレ!聡史からの差し入れだって!」


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