ダイヤモンドダスト


トイレから帰ってきたハナちゃんにペフェを渡すと喜んで受け取った


「いつ終わるのかな?」


「ん~、あと30分くらいかな?」


「そっか~…早く終わらないかな~」



イスにちょこんと座っているハナちゃんは、まるで子どものように足をブラブラとさせている


聡史の妹と一緒だ…



20歳って…聡史と出会うことなんか…



「ね、聡史とはどうやって出会ったの?」


「聡史と?」


「うん…私は高校で出会ったんだけどね!」



ハナちゃんは一度目を閉じた


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