同名彼氏
横にいる愛しい女の顔をチラ見する俺って痛い?

つかこいつ自分がどんだけ人の目引いてんの分かってんのか?

男がずっと見てるじゃねぇかよ。

光は俺のって言いたい。

あぁーやべぇ。

俺こんなに嫉妬深かったっけ?

長い入学式がおわって光と教室に入ったら急に静かになった。

「ひ・・・流星・・・」

光は外見に比べて人見知りだからこーゆう雰囲気は大の苦手。

「光?大丈夫」

こいつ・・・・

服の裾持ってるし・・・・・

どんだけ可愛いんだよ!!

「で・・・・でも・・・・」

「お前自分の席座れ」

俺はそう言うと自分の席に鞄を置いて座った。

座って光を見ると様子を伺ってるのがもろ分かった。

「あいつきょどりすぎ」

そう思っていると声をかけられた。

「ねぇ?」

振り返ったら女が2人いた。

女は2人ともギャルっぽい格好をしてた。

「なんだよ」
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