だるだるだるま
カンタは 怖さと寂しさで ポロポロ 涙を こぼしはじめた。



「ママ… パパ…」



カンタはぐすんぐすんと ひとり泣く。



じぶんだけじゃ何もできないカンタ



誰かを頼ることしかしないカンタ



だけどカンタが流す 涙の中には、



こんな気持ちが表れていた



「ごめんね… ママ… パパ… ごめんね… ごめんね…」



泣き疲れたのか 静かにカンタは眠りについた。



そしてカンタは夢を見はじめた。
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