だるだるだるま
夢で見た 同じ景色が そこには 映っていた。



ママは傘をもってなかったために、雨がやむまでお店を出られなかった。



外は星が見えるくらい雲ひとつない夜空が広がっている。



パパは会社の残り仕事を せっせと片付けていたために、帰りが遅くなったのだ。



パパはいつも以上に疲れた顔をしているようだ。



カンタはママにこう言った。



「お料理できた? 僕もいっしょに作りたいな」



カンタはパパにこう言った。



「お風呂いっしょに入ろうよ 背中あらってあげるから」



ママとパパはふたりで カンタにこう言った。



「カンタ 大人になったね」



そう言って カンタを抱きしめた
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