明日になったら



少し、話をしたあと二人でボーっと生徒会に迎った


ほんの少しの話だったけど、知れたことがたくさんあった


彼女は結原絢音さん
俺と同じで中央委員会に出るらしい

彼女は可愛い


小さめな身長
制服の上からでもわかる華奢なからだ
小さな顔に
ぱっちりした二重
スッと通った鼻筋
きっと、脚も長いと思う



モデルでもこんなに可愛い人はそうそういない


みんな化粧でごまかしてる感じ

すっぴんは至って普通



けど、絢音は素が綺麗


透き通るような声も
肩にかかるくらいの髪は染めている訳ではない自然なこげ茶で



天使が舞い降りてきたような、そんな感じ


今は学校でのキャラ上、俺は彼女『絢音さん』
彼女は俺を『榎本くん』と呼ぶ


いちいち可愛い声…



俺は恋に落ちていた




< 16 / 72 >

この作品をシェア

pagetop