明日になったら
第二章~崩れる関係~
隼人side
「美味しいね~うーん♪」
なんて言って幸せそうにケーキを頬張る絢音
「榎本くん食べないの?なら貰っちゃうよ♪」
「だめ」
俺は絢音を絢音と呼ぶのに、絢音はいつも『榎本くん』……
まあ、そんなことどうでも良いんだけど
絢音とは、付き合ってる訳じゃない
絢音も俺のこと…ただの友達って思ってる
なのに、なんで期待させるようなことばっかするんだ?
「スキありっ!」
そう言って俺のケーキを一口食べた絢音
可愛いすぎる……