明日になったら



チュチュチュンチュン


ん…んん

んん?


「朝っ?!」

気づいたときには時計の針が6時を指していた


お風呂入ってない…
最悪な目覚め

学校…行きたくない


「あやー?あやー!」

お母さんが一階から叫んでる


「なにー?」

お風呂の用意をしてリビングに行くと


「あんた、昨日爆睡だったわよ?やだー制服しわしわじゃん。ちゃんとクリーニング出しといてよ?」

「わかってるよ。じゃあお風呂入ってくる」

「なにに悩んでんのか知らないけど、水に流せば良いんじゃない?勘違いってこともあるんだし。まあ、調度沸いてるからゆっくりしてきなよ。時間になったら声かけるから」


お母さん…
やっぱお母さんには敵わないよ
お母さんにはなんでもバレちゃうよ


「ありがと」

あたしのお母さんは最高のお母さんだね




< 46 / 72 >

この作品をシェア

pagetop