ふたりの夢。
「どうしてそんな事言うの?私はこの写真のおかげで今ここに…」


「私はこの写真のせいで人生めちゃくちゃになったの。」


「でもこれゆ…」


「もういい!」


私はその場から逃げ出した。


だってアレのせいで私は…


思い出すだけで涙が出てきた…


「雪ー、どうした?」


悠馬が追いかけてきた。


どうしても悠馬には言えない。


だって、心配かけちゃうもん。


言えないよ…
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