ふたりの夢。
「悠馬君。ごめん…」


「俺よりもっと謝る人いるだろう?」


おい、私にふるな。


私だって今震えてんだからな。


カッコつけたけどすげー怖かったんだから。


何ていえず…


「雪。なんで私なんか助けたの?」


「…私の前でもう…誰も傷つく姿…見たく…ないから…」


良く言った自分!!


声ぎりぎり出た。


だって、カッコつけたのに泣いてて何も言えない何てはずいもん。
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