ふたりの夢。
遊園地にて。
「雪と高城くーん!明日ってふたりとも暇?」


なんだ?


いきなり来て。


「暇だけど?」


「あのね、福引きやったら遊園地のチケット当たったの!だから一緒に行こう。」


遊園地か。


ん~、確か悠馬ってジェットコースターとか高い系とかお化け系苦手だったはず。


でもさ、その2つ苦手で遊園地何を楽しむのさ。


「遊園地かぁ。いいよ。」


「高城君は?」


「…別にいいけど…」


見る限り気が進まないって顔してる。


「よし、決定!じゃあ明日駅で待ち合わせね!チケットは渡しておくよ。」


普通着いてから渡すもんだろう。


まぁ、未来には未来なりの考えがあるんだろうけど。
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