ふたりの夢。
--コンコン--


「失礼します。」


ん?


誰か入って来た。


どことなくきき覚えのある声。


「あら、今野さん。」


未来?


お別れ会してたんじゃなかった?


と、時計を見るともう一時間目はとっくに終わってた。


しかも私が来た時はいなかった先生までいつのまにか来ていた。


「先生、今までお世話になりました。」
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