ふたりの夢。
忘れるわけないもん。
あれはずっと心に残ってた怒りや憎しみが一気に消えたというか、なんというか心が軽くなったくらい重要な出来事だったから。
未来の時みたいに、誰かを幸せにする写真を撮りたい。
私の写真で一人でも多く元気になってもらいたい。
そう思えた。
「良かった。忘れてなくて…私ね、手術するためにアメリカに行くの。」
知ってるけど未来からどうしても聞きたいから黙って聞いておこう。
「別に病気が悪化したとかではないらしいんだけどこれから先もう病気にかからないように手術するんだって。」
…よかった。
病気が悪化したとかじゃないんだ…
「それでね、3年間は向こうにいなくちゃいけないの。でも、3年経ったら帰ってこれるんだ。まぁ、そのころには雪は高校卒業してるけど。でね、帰ってきたら真っ先に雪に会いに行く。それまで待っててくれる?」
そんなの答えは一つしかないじゃない。
あれはずっと心に残ってた怒りや憎しみが一気に消えたというか、なんというか心が軽くなったくらい重要な出来事だったから。
未来の時みたいに、誰かを幸せにする写真を撮りたい。
私の写真で一人でも多く元気になってもらいたい。
そう思えた。
「良かった。忘れてなくて…私ね、手術するためにアメリカに行くの。」
知ってるけど未来からどうしても聞きたいから黙って聞いておこう。
「別に病気が悪化したとかではないらしいんだけどこれから先もう病気にかからないように手術するんだって。」
…よかった。
病気が悪化したとかじゃないんだ…
「それでね、3年間は向こうにいなくちゃいけないの。でも、3年経ったら帰ってこれるんだ。まぁ、そのころには雪は高校卒業してるけど。でね、帰ってきたら真っ先に雪に会いに行く。それまで待っててくれる?」
そんなの答えは一つしかないじゃない。