聞いて欲しいのです。


結果から言いますと、
無事に、解く方法は見つかりました。

それと一緒に、呪う方法も出てきました。


貴方、そういう物に興味があるでしょう?

お教えしましょうか?」



僕の顔を一度、正面から見て、
それから目を閉じ、すっかり冷めてしまった珈琲を啜った。


確かに、興味がある。


この人の話を聞こうと思ったのも、
それがオカルト関係の掲示板で見た物だったからだ。


だから僕は頷いて返事をした。


「ぜひ、教えてください」


すると答えを聞いた相手は、
少し微笑み、その呪う術を話し始めた。



< 11 / 15 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop