ワガママ王子と真面目メイド
「まだ俺の名前教えてなかったね。俺は白鷺颯人。この南条学園の理事長の仲澤宗太の孫ね」
つまり…この人は南条グループの御曹司…ってこと!?今の総帥のは仲澤宗太総帥だし、理事長の名前も仲澤宗太理事長だし!!
一般人のあたしとは立場が違う人…。
颯人…さん?はあたしの傍に来て耳元で囁いた。
「わかった?俺は君とは違う立場の人間ってワケ」
クスリ、と笑ってあたしを馬鹿にするとあたしの腕をまた掴んでしゃがんでた体勢から立ち上がらせた。
「ホワイトハウスの中に入ろうか。いつまでもここにいるわけにはいかないからね」
そしてまた引っ張られて今度は真っ白な階段を登ってく。
このシチュエーションじゃなかったら素敵に思える場所も、あたしの前を行くこの人がいると地獄の階段に思える。
やっと階段を登り終えて見えてきたのは装飾が綺麗な扉。颯人…さん?の姿を見つけると門番みたいな人達が扉を開ける。
「お待ちしておりました」
彼らがおじきすると颯人…さん?もおじきをかえす。
「ありがとう」
そう言ってさらになかに進んでいく。
中もすごく綺麗な装飾がされていた。天井から吊るされたシャンデリア、壁にはどこかの海岸を描いた絵画、足元には
つまり…この人は南条グループの御曹司…ってこと!?今の総帥のは仲澤宗太総帥だし、理事長の名前も仲澤宗太理事長だし!!
一般人のあたしとは立場が違う人…。
颯人…さん?はあたしの傍に来て耳元で囁いた。
「わかった?俺は君とは違う立場の人間ってワケ」
クスリ、と笑ってあたしを馬鹿にするとあたしの腕をまた掴んでしゃがんでた体勢から立ち上がらせた。
「ホワイトハウスの中に入ろうか。いつまでもここにいるわけにはいかないからね」
そしてまた引っ張られて今度は真っ白な階段を登ってく。
このシチュエーションじゃなかったら素敵に思える場所も、あたしの前を行くこの人がいると地獄の階段に思える。
やっと階段を登り終えて見えてきたのは装飾が綺麗な扉。颯人…さん?の姿を見つけると門番みたいな人達が扉を開ける。
「お待ちしておりました」
彼らがおじきすると颯人…さん?もおじきをかえす。
「ありがとう」
そう言ってさらになかに進んでいく。
中もすごく綺麗な装飾がされていた。天井から吊るされたシャンデリア、壁にはどこかの海岸を描いた絵画、足元には