銀河の星屑
いい匂いがしたので、僕は目を開けた。

…あ、そっか。

昨日は水萌と一緒にソファーで寝たんだ。

隣に視線をを向けると、彼女はそこにいなかった。

「おはよう、蓮ちゃん」

その声に視線を向けると、キッチンに水萌がいた。

「何だ、起きてたのか。

朝飯くらい俺が作るのに」

躰を起こした後、水萌がいるキッチンへと足を向かわせた。。

「大丈夫だよ、料理はできるから」

「いや、そう言う訳じゃないんだ」

皿のうえに乗っているたまご焼きを僕は口に入れた。
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