銀河の星屑
「あ、まだできてない!」

「んー、確かに上手になったな」

「蓮ちゃーん!」

そう言えばと、僕は気づいた。

「初めてだよな」

「えっ、何が?」

「朝っぱらから、こうして一緒にいるのって」

僕がそう言った瞬間、水萌は顔を真っ赤にさせた。

「も…もう、バカを言わないの!」

水萌は顔を真っ赤にさせた状態でそう言い返した。

「はっ?」

僕は彼女が動揺している意味がわからなかった。

と言うか、僕は何か変なことを言ったのだろうか?
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