とある男女のそれぞれの場合。
僕は即答した。 だって、
すきですきで堪らない人


には、そんなことして
しまっても、人間なのだから


仕様がないと僕は思う。


「それより、僕の後なんか
つけて、家が遠かったりしたら
大変じゃないですか?

大丈夫でした?」



『えと、あたし、向かいの
アパートに住んでるんで・・』



「それは良かった」



< 6 / 41 >

この作品をシェア

pagetop